こーえん

天草の名店 Tシャツ 巡り
こーえん 編

味ももちろんのこと、そのお店の名前、そして看板が気になるお店というのがあります。

「こーえん」のお弁当を初めて食べたのは 5年前天草に来て、アマクサローネの実行委員を始めたとき。 設営中に薦められて食べた唐揚げ弁当。 下味のしっかりついたジューシーな唐揚げ。 鳥の脂をしっかりと感じられる。だけどしつこくない。 そしてお米! このごはんをおかずにごはんが食べられる…

その後、 「こーえん渋滞」という言葉があることも知りました。 昼時になると、「こーえん」のお弁当を求めてそこらに車が止まり、 お店にたくさんのお客様が並びます。 予約の電話をいれると1時間待ちなんてこともあります。 (この日は11時すぎ。すでに買い求めるお客さんと車数台)

さもありなん。 唐揚げの匂いを感じたら、すぐに胃が「唐揚げ食べたら?」と誘ってきます。 天草に来た友人にも、 見ず知らずの人にも勧める一品となりました。

そして、いつも気になっていたのは「こーえん」の看板。 ブランコに乗る女の子のイラスト。 「こーえん」て何なんだろう? 一見揚げ物とは似つかわしくないような このかわいらしい女の子は誰なんだろう?

うしろを向いた女の子の帽子。 お弁当屋さんというイメージとは似つかわしくないような そのファンシーなイラストに、 あの女の子は何を考えているんだろう。 どんなお顔をしているんだろう。 どこのブランコに乗っているんだろう。 そんな想像が膨らみます。 私は女の子に「りさ」という名前さえつけていました。

「こーえん」はこの場所にお店を開いて21年になるそうです。 働くみなさんの動きに迷いはありません。 抜群のチームワークで数々の注文をこなしていきます。

誰かの胃を待つおかずたち

卵戦士たち

揚げ物宝石箱

お米にはこだわりがあり、天草のこの農家さんと決めてお米を買われているそうです。

あなたを待っています

りさちゃん(仮名)があなたを待っています

唐揚げ戦士たち 一番人気はやはり唐揚げだそうです。 唐揚げの味は改良し今は三代目。

唐揚げには"から揚げ"スパイスもついてきます。

私も大好き「こーえん」

アマクサローネ実行委員も大好き「こーえん」

天草のみんなが大好き「こーえん」

こんなにも大好きなお店、身にまとわなくてどうする!

そしてお店の名前の由来を伺いました。(やっときた) 『みんなでお弁当を買って"公園"で楽しく食べてもらいたい』 という願いがこめられているそうです。

そう、この女の子は 「こーえん」のお弁当を持って、 風そよぐ緑薫る公園で 希望という名のブランコに乗った女の子だったのです・・・!!!!!

外で食べるお弁当ってなんとも言えず美味しいですよね。

そしてお弁当の中に揚げ物が入っているとテンション上がりました。

空まで届くブランコ。

さあ、今日も「こーえん」で唐揚げ弁当を買いましょう。

そしていいお天気だったならば 少し小高い場所で天草の海を見ながら お弁当を開けてみませんか?

いつも唐揚げは少し飛び出しながら あなたを待っています。

mixも最高ですよね!

それから、高菜も、天草のとある方にお願いして高菜を作っていただいているそうです。

おしまい

天草名店案内人 森本千佳

弁当の
こーえん
天草市中央新町19-3
0969-24-2191